調剤薬局の薬剤師の人数は多い方がいい?

調剤薬局の薬剤師の人数ですが、一日平均取扱い処方せん数40枚に対し1人と法律で定められており、調剤を滞りなく行える人数が必要です。

一日に何百枚と処方箋を扱う調剤薬局ではたくさんの薬剤師が勤務していますが、一日に40枚以下の処方箋のところでは薬局に薬剤師が一人のこともあります。

調剤薬局の薬剤師の人数が多いところは

調剤薬局の薬剤師の人数は薬局及び一般販売業の薬剤師の員数を定める省令により、一日の平均処方せん数40枚に1人の薬剤師が必要と定められています。

処方が簡単な耳鼻科、眼科、歯科の処方箋は2/3枚と数えるので、一人の薬剤師が一日に扱える処方箋の数は多くなります。

なぜ処方せん枚数あたりの薬剤師の人数が決められているかというと、一日40枚以上の処方せんを一人の薬剤師が担当すると、調剤に誤りが起こりやすいと考えられているからです。

大学病院や総合病院の門前の調剤薬局の中には、一日にくる処方せん数が何百枚であったり、一人の患者さんが複数の診療科の処方せんを持って来たり、その処方が複雑なことがよくあります。

このような調剤薬局では一枚の処方せんを複数の薬剤師が分担し、監査や投薬もそれぞれの別の薬剤師が担当するなど、調剤の効率化を図っています。

一枚の処方箋を一人で担当するよりも多くの人数で行った方が、患者さんの待ち時間の短縮にもつながりますね。また、複数の薬剤師の目を通すことで調剤の間違いを発見する確率が高まるというメリットがあります。

職場の雰囲気は人数が多いと明るく賑やかなことが多く、少人数の調剤薬局にありがちな閉鎖的な人間関係の悩みは少ない傾向です。

しかし、調剤未経験者が大人数の調剤薬局で働くと仕事に慣れるのが大変というデメリットがありますが、スキルアップを目指したい人にとってはメリットですね。

調剤薬局の薬剤師の人数が少ないところは

調剤薬局の薬剤師の人数が少ないところはどうでしょうか。

個人経営の調剤薬局や小さなクリニックの門前薬局などでは、管理薬剤師と1~3人の少人数の薬剤師でシフト制で働いています。管理薬剤師のみが働く一人薬剤師の薬局もありますね。

人数が少ない調剤薬局の場合は、アットホームな雰囲気なところが多いです。患者さんが一度にたくさんくると慌ただしくなりますが、少ない人数でも効率的に調剤を行うことにより対応することは可能です。

少人数だと気心の知れた薬剤師と気持ちよく仕事もできるかもしれません。一人ひとりの責任が大きくやりがいがある反面、残業をする確率も高くなります。

一人薬剤師では、あなたが急に休むと調剤薬局を開局できないことになり、他の店舗から応援を頼むなどの対応が必要になります。一人で調剤から監査までをこなさなければならず、調剤経験が十分にないと難しい職場です。

調剤薬局の薬剤師の人数、ギリギリなところは要注意

調剤薬局の薬剤師の人数ですが、多いところ、少ないところのそれぞれの特徴がありましたね。薬剤師の人数は職場の雰囲気を左右するので、あなたに合った環境を選ぶといいでしょう。

注意してほしいのは、処方せん枚数に対してギリギリの人数しか働いていない調剤薬局です。

処方せん数に比べて大幅に人数が多い薬局は少ないですが、近年は人件費の削減を目指して、薬剤師の数さえ揃っていれば、無理をさせても構わないといったブラックな調剤薬局も残念ながらあるようです。

この人数ではとても対応できないといった調剤薬局では、調剤に追われて休憩もとれない激務な環境であることが予想されます。

調剤薬局で薬剤師らしい仕事をするならば、少し余裕をもった数の薬剤師が働いている薬局のほうがいいですね。

調剤薬局に転職する時にはどのくらい人数が働いている薬局なのかを重視しましょう。

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