調剤薬局の薬剤師の仕事内容は?

調剤薬局の薬剤師の仕事は単に調剤して患者さんに渡し、薬歴を管理するだけではありません。

最近は最先端のITシステムや調剤機器を使用したり、在宅医療に力をいれる調剤薬局もあり、どのような薬局に転職するかによって仕事内容も異なります。

調剤薬局、薬剤師の仕事の1日の流れは

調剤薬局の薬剤師の仕事は何でしょうか。ここでは調剤薬局の薬剤師の1日を見てみましょう。

朝は開局準備です。医薬品の在庫や発注の確認、調剤に必要なもの用具や機械が機能するかなどをチェックします。また、患者さんが薬局内で気持ちよく過ごせるような環境を整えます。

開局して患者さんが来局すると処方せんを受け取り、初めて来られた患者さんには問診票を渡し、他に服用している薬やアレルギーの有無などを記載してもらいます。ジェネリック医薬品の使用を希望するかなども確認します。

次に調剤を行います。ITシステムを取り入れているなど、調剤の機械化が進んでいる薬局も増えていますが、一つ一つ丁寧に調剤をしていきます。

一包化など指示があればそのとおりに調剤を行い、処方内容に不明な点があれば患者さんや処方もとに問い合わせをします。

その後は監査です。調剤や処方に間違いが無いか、患者さんが記載した問診票やお薬手帳などで薬剤服用歴やアレルギーなどの情報を再度チェックして、問題なく調剤できているかを注意深く確認します。

そして調剤した薬を患者さんに渡します。患者さんの症状や服薬状況なども確認し、薬の効能効果、服用方法、副作用の可能性、服用上の注意などを説明します。患者さんから質問を受けることもよくあります。

投薬後は、患者さんと話をした情報をもとに薬歴を作成して次回の来局時に備えます。薬歴は手書きの場合や、電子薬歴で記録する薬局も増えています。

業務中には医薬品の在庫をチェックして補充や発注を行います。閉局時間となり、その日の調剤と薬歴の記録が終了して、調剤用具の整備や点検が済めば一日は終了です。

閉局後に薬局内で定期的に勉強会を開いたり、ミーティングを行い情報を共有する職場もあります。

処方箋を元に薬の調剤を行い患者さんに渡すことが仕事ですが、薬剤師としての専門性と正確に調剤するスキルが求めらる仕事です。

調剤薬局の薬剤師の仕事はやりがいあり

調剤薬局の薬剤師の仕事は先に言ったことが基本ですが、薬剤師の専門性が問われる仕事が増えてきています。

調剤した薬を渡す時にしても、薬剤師は患者さんの気持ちに配慮しながら、健康や症状に関する疑問や不安を受け止めてアドバイスをすることが求められるようになりました。

飲みづらいとか、飲み忘れをしやすいという時は医療機関にフィードバックして患者さんに合う剤形に変更してもらうなど、患者さんと医師の間に立ち、ひとり一人にきめ細やかに対応することが必要です。

また、最近の調剤薬局の仕事は薬局の中だけとは限りません。超高齢化社会に伴い、在宅医療に取り組む薬局が増えてきています。

薬剤師は看護師やケアマネージャーなどと協力をして、患者さんの家や施設に薬を届けに行くことがあります。患者さんや家族の心のケアもサポートするなど、臨床の現場の専門的な仕事を担当します。

このように調剤薬局の仕事は薬剤師として学んできたことを十分に活かせるやりがいがあるものですが、求められる仕事を行うには常に勉強してレベルを保っていないと仕事が出来ません。

しかし、調剤薬局に転職した人は最初から仕事が出来る人ばかりではないですね。前は違う職種の仕事をしていて調剤は未経験だけど、調剤薬局で薬剤師免許を活かした仕事をしたいと考える人はたくさんいます。

そのような時には調剤薬局の薬剤師向けの教育制度がある薬局を選ぶとよいです。ブランクがあるあなたも薬剤師の仕事を学ぶ機会があれば、求められるレベルに追い付きやすくなります。

調剤薬局の仕事が出来るか不安な人は、薬剤師転職サイトに登録して教育制度が整う職場を探してもらうとよいでしょう。

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